現在モーニング娘。8期オーディションが各地で行われている。
モーニング娘。の特徴と言えば加入と卒業が代名詞の1つでもあるのだが
今回はどのような形で合格者が出るのだろうか。
普通に考えてみれば7期のように1人のみ加入(そして合宿なし)といった異質な形ではなく
4、5期オーディションのように3〜4人が加入が妥当ではないだろうか。
私自身もそのくらいの加入が望ましいと思っている。


さて、本題に入るが異質な加入といえば7期メンバーの久住だけではない。
そう、一度オーディションに落ちたものの事務所の勧誘により上京しレッスンを積み、
ソロでデビューした後6期メンバーとしてモーニング娘。に加入した藤本美貴である。
今ではモーニング娘。になくてはならない存在になっているが
不思議なのはなぜ1度落としておいて後から勧誘をしたのかだ。
最初から才能を買っていたのなら少しぐらい赤点だったとしても4期メンバーの合格者にしても良かったはず。
それとも何かの手違いだったのだろうか。
しかしこれから売り出すって子なのにそんな間違いを起こすだろうか。
もしかしたら意図的に行われたものではないのだろうか。
いや、意図的なものではなかったったとしても結果的には
4期メンバーとして入れるよりも良かったのではないだろうか。


当初モーニング娘。は落選組=負け組的なポジションであったが
だからこそここまで頑張れる負けん気があったように思われる。
今の娘。に欠けているのは悪い意味でそこなのだ。
今のモーニング娘。はいわば合格者=勝ち組である。
そういう意味でいわば落選組である藤本美貴を入れたことは
大きな化学反応を起こしたのではないかと思うのである。
もちろんこれは娘。加入までの藤本の頑張りや才能があってのことだと思うが。


さてここで言いたいのは8期メンバーでもそれをやってみてはいかがだろうかということだ。
無論それが結果的に幸か不幸かは分からないが個人的にはおもしろいと思う。
当初モーニング娘。は負け組グループが代名詞であったが意図的にそれを作るのだ。
そして藤本美貴のような形もしくはそれ以上に成長してくれれば
ハロプロ、そしてモーニング娘。にとっては強みになると思う。
しかしながら昔と今とではハロプロの情勢が違うため藤本美貴のように
ソロ(もしくはユニット)で成功するかどうかは難しいところではあるが。